緊急時の冷却装置が撤去されていた!なんでこうなるの? [in英語独学]

緊急時の冷却装置が撤去されていた!なんでこうなるの??
福島原発には、元々、緊急時冷却装置がというものが設置されていたが、その後撤去されていたことが判明した。
もし、あの時、設置されていたら、メルトダウンは防げたかもしれない。過ぎたことは、どうしようもないが、火種は今でも存在するので、書いてみる。
(1)東電の儲け主義体質。
「経費がかかる。」という理由で、緊急時冷却装置を撤去した。他にも有る。
福島原発の敷地は、本来は、かなりの高台だったのに、自分の経済的理由で、土地を削り取り、低くしてしまったこと。お粗末な防波堤しか造らなかったこと。なんでこうなるの?
(2)上記の事柄を、国(ここでは、官僚および天下り団体。政治家は飾り物ですから。)が容認したこと。なんでこうなるの?
原因は、原発を推進したい<資源エネルギー庁>と、行き過ぎを抑えるべき<保安院>が、両方ともに同じ<経済産業省>の元にある、という信じられない事実のせいです。
(3)以上のことが、全く国民には知らされない事。五大新聞も、TVニュースも、顔なじみの評論家も、ほとんど、取り上げることは無いようです。なんでこうなるの?
どうやら、日本のメディアは、官僚(霞ヶ関)の不始末には、腫れ物を柔らかいガーゼで優しく覆い、見えなくしてしまう性格のようです。理由は、お金、具体的には、官房機密費で、新聞記者も、評論家も、飼い殺しにされているからです。他にもあります。新聞やテレビで<公務員の給料>という言葉は、あまり出てこないですよね。焼肉屋の生肉食中毒事件ですが、あれは、厚生省の不始末です。「 生食の場合は表面を削ること。違反したら罰則。」という法令は、ちゃんと、馬肉にはあるのに、何故か牛肉は抜けていた、という不始末をメディアが取り上げたことは、あまり無いですよね。なんでこうなるの?

以上の、日本の体質は現在進行形です。